クジラ
「枯れた丘と空飛ぶクジラ」は物語の始まりって感じてくれたみんなもたくさんいて、ちゃんと伝わってよかったなと、ひとつ安心。
この曲には、もともと小さい頃に考えてたお話が原作にあって、クジラは想像のなかの世界の小さな勇気ある2つの命でした。
自分自身、何にもなれないことへの恐れがとにかく強くて。
八方塞がりな時期もたくさんあって。
あまりにも夢見るには絶望的で、心が死んでしまうことも少なくなくて。
やりたいことが出来ることももちろん必要だけど、なにより「やりたいことを想像する」っていう行動は、生きる上で絶対に必要な要素だった。
だから、もし将来のことなんて、やりたいことなんて、と壁ばかりで夢見ることすらつらいときは、自分の想像した誰かが、私で言うところの「クジラ」が、好きなように生きている想像をしているだけでも、前向けるんじゃないかな。
無理して生きることないけど。
死に損ないの水瀬柚からは以上です。