
区切り
2025年、IVMIの第一章が幕を閉じた。
8月23日に1stフルアルバム『Ever unrefrain to ignite』をデジタルリリース。
この全11曲はIVMIを立ち上げる前から原曲があった作品や、2020年からの活動の中で時間をかけて育ててきた曲達を収録できた。
僕達と同じように音の世界に居場所を必要としている、そんなきみの心臓に届いてほしい。
そしてこの音が、きみの居場所のひとつになれたとしたら、僕はここまで生きてきてよかったと思える。
11月14日にはIVMI初のCD盤として『Ever unrefrain to ignite』の販売開始と『BEELZEBUB』のフルMV公開。
これをもって僕達の5年間のSNSと音楽配信のみでの活動は、やっとひとつめの節目を迎える事が出来たと感じている。
破壊骨りあさんをはじめ、尊敬するクリエイターの方々に多大なるご協力をいただいた事も、全てを自分達だけで完結させていたIVMIにとって2025年に起きた大きな変化のひとつだった。
勿論、誰でもいい訳は無くて、一緒に演奏をするという事は無くても同じ世界観を表現するメンバーとして、背中をあずけられる方たちに出会えた事は、本当に幸運だった。
この感謝を忘れず、背中を押してもらった分、しっかり突き進んで行きたい。
年内にライブハウスでの初ライブも予定していたけれど、それは叶わなかった。
2026年、必ず実現させたい。
IVMIは第二章の幕開けに向けて動いている。
音楽を通して過去への巡礼を済ませた今、新曲を作るたびに、やっとリアルタイムの音を鳴らせていると痛感している。
きっと今よりもっと近くにいけるはずなので待っていてほしい。
その時には、今までIVMIを支えてくれた全ての方達への 感謝を、言葉が足りない僕の命を削った音で伝えさせてください。

水瀬由唯
